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ドストエフスキー その対話的世界
木下豊房
ISBN4-915730-33-6 C1098
四六判上製368頁
定価(本体3600円+税)
2002.02
永遠の文学、その核心の探求。そして、その受容と変容、現状と未来への的を得た解説。ロシア文豪を永年にわたって追い続けてきた、著者ならではの成果。それは、国際化する文豪研究への参加、文豪ゆかりの地への訪問など、文字通りドストエフスキーへの旅の成果でもある。
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- 書評・紹介
- '11.07.14 紹介 『週刊文春』(立花隆氏)
- '03.04.12 書評 『ドストエーフスキイ広場』No.12(清水孝純氏)
- '02.11.16 書評 『図書新聞』(安藤厚氏)
- '02.07.24 書評 『聖教新聞』(「硝」氏)
- '02.05.10 書評 『週刊読書人』(清水正氏)
- '02.03.23 紹介 『聖教新聞』
- '02.03.15 書評 『出版ニュース』3月中下旬号
- 目次
- 対話的人間観と創作理念
- ドストエフスキー文学の魅力
- ドストエフスキーの主題と創作理念の関係をめぐって
- 『白痴』論
- ドストエフスキーの創作理念とヴァレリアン・マイコフの「共感の法則」
- 美意識の変容
- 空想家の系譜
- 「運命のイロニー」か「ロマン的イロニー」か?
- ドストエフスキーの世界と芸術方法
- 漱石とドストエフスキー
- ドストエフスキーと漱石
- 文献批評・解題
- ドストエフスキー文献解題
- ソ連における研究・批評の変遷
- ソビエトにおけるドストエフスキー批評と研究の現状
- U・グラーリニク編『ドストエフスキーと現代』
- V・エルミーロフ『ドスエーフスキー論』
- ボリース・ブールソフ『ドストエーフスキイの個性』
- パーベル・コセンコ『心は変わりなく――カザフスタンのドストエフスキー』
- V・E・ヴェトロフスカヤ「『カラマーゾフの兄弟』の源泉の一つについて」
- ドストエフスキー夫人アンナの『日記』について
- フェージャの森
- ドストエフスキー文学と時代精神
- 現代に生きるドストエフスキー
- ゴーゴリとドストエフスキー
- 父への手紙にみるジェーヴシキン
- フォンヴィージナへの書簡と信仰告白
- ストラーホフの中傷
- 心霊現象への関心
- 「停車場」の語源
- ドストエフスキーとルネッサンス美術
- 冬枯れのエムス
- ヨーロッパに今に残るドストエフスキーゆかりの家
- 「天国の彼方」への旅
- ドストエフスキーの旅
- ニューヨークのネイズベスヌイ
- ドストエフスキーの末裔
- 観劇感想「カラマーゾフの兄弟」
- 国際化するドストエフスキー研究@
- 国際化するドストエフスキー研究A
- ウェレック教授のバフチン批判
- 国際化するドストエフスキー研究B
- ドストエーフスキイの会十五年
- 精神共同体の思想と人間学
- “対話の場”くれたロシア文豪
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