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「オプチナ修道院とロシア文学」書影「オプチナ修道院とロシア文学」書影

オプチナ修道院とロシア文学

ロシア作家の創作の源泉としてのオプチナ文献をめぐって

清水俊行著


ISBN978-4-86520-074-4 C0098
A5判上製 本文縦組992頁 貼函入
定価(本体11000円+税)
2025.02

ゴーゴリ、キレエフスキー、レオンチェフ、トルストイ、ドストエフスキー──オプチナの霊の子たちと呼ばれるかれらは、いずれも長老の指南によって自身の創作上の理念を獲得、もしくは獲得しようとして、「信仰する理性」という、言わば「神化」を獲得するに至る。ロシア正教会の修道制の中でも特異な位置を占めている長老制の歴史的・宗教的意義を、その最大の中心地であったオプチナ修道院との関係において考察しつつ、それがロシア文学・思想にもたらした影響について考察していく。


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