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白系ロシア人と日本文化
沢田和彦著
ISBN978-4-915730-58-0 C0021
A5判上製 392頁
定価(本体3800円+税)
2007.02
2007.05
第二刷
、(現在
品切
)
ロシア革命後に故国を離れた人びとの多くは自国の風俗、習慣を保持しつつ、長い年月をかけて世界各地に定着、同化、それぞれの国や地域の政治・経済・文化の領域において多様な貢献をなしてきた。日本にやってきたかれらが残した足跡を精緻に検証する。
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)から
書評・紹介
'16.10.13 紹介
「科研費NEWS 2016 Vol.2」(澤田和彦氏)
'08.09.30 書評
『ロシア語ロシア文学研究』第40号(源貴志氏)
'08.03.25 書評
『ロシア文化研究』第15号(柳富子氏)
'07.10.20 書評 『JSSEES』第28号(ミハイロバ・ユリア氏、ロシア語)
'07.08.06 書評
『異郷』24号(安井亮平氏)
'07.06.10 記事 『神奈川新聞』(与那原恵氏)(共同通信)
'07.06.05 記事 『信濃毎日新聞』(与那原恵氏)(共同通信)
'07.05.28 記事 『新潟日報』
'07.05.11 記事
『出版ニュース』5月中下旬合併号
'07.05.06 書評 『読売新聞』(白幡洋三郎氏)
'07.05.06 書評 『東京新聞』
'07.05.06 書評 『神奈川新聞』
'07.04.22 書評 『毎日新聞』(「飯」氏)
'07.04.15 書評
『朝日新聞』(赤澤史朗氏)
'07.04.08 書評 『新潟日報』(時事通信)
'07.03.25 書評 『神戸新聞』(時事通信)
目次
まえがき
地 図
凡 例
白系ロシア人のイメージ
「哀切で、美しく、はかない」イメージ
「帝政ロシア貴族の、優雅で誇り高い」イメージ
「ロシア正教のエキゾチック」なイメージ
「奇矯な振る舞い」のイメージ
「力強い」イメージ
白系ロシア人と近代日本文化
日常生活への影響
服 装
食文化
パ ン
ピロシキ、ロシア菓子
高級チョコレート(「ロマノフ」チョコレート)
ロシア料理レストラン
食料・雑貨店
美 容
医 療
憲法の男女平等
ごみ焼却炉
やくざ
芸術面の影響
音 楽
ピアノ
バイオリン
指揮者と交響楽団
声 楽
作 曲
オペラ
バレエ
社交ダンス
映 画
宝塚歌劇団
絵 画
建 築
芸能界
教育・学術面の影響
ロシア語、ロシア文学
日本文学
哲 学
民俗学
人類学
化 学
水産学
言語学
平炉の建設
スポーツ面の影響
野 球
レスリング
ラグビー
サンボ
相 撲
水 泳
パーヴェル・ヴァスケーヴィチの北陸旅行
東洋学院
旅行の背景
旅行費用
対岸航路の開設
ヴァスケーヴィチの日本語の語学力
新潟市到着まで
旅行の日程とルート
二葉亭四迷と戸水寛人
大津事件の人力車夫の訪問
北陸地方のロシア語教育
新潟市訪問
ヴァスケーヴィチが訪問した施設・場所、面会した人物、言及した人物
新潟側の反響
旅行と『旅行日誌』の意義
日露戦争との関わり
ヴァスケーヴィチが得たもの
すさまじい情報・資料収集能力
今日の日本にとっての意義
ワシーリイ・シェルストビートフと室生犀星
シェルストビートフの来日
日本露国人協会
『ロシアの大義』紙と在日本露西亜国民統一会
「ロシアの大義」社社員
室生犀星との出会い
ハルビンへ
犀星との再会
桃山小学校
アサコサン人形
ワシリイ先生の授業
シェルストビートフの最期
仏像の里帰り
プーシキン没後100年祭(1937年、東京)
日本在住亡命露人協会
1937年2月11日
ニコライ堂とセルギイ府主教
P. P. ペトロフ
亡命ロシア人芸術家たち
G. I. チェルトコーフ
A. S. プーシキン名称ロシア初等国民学校
世界各地のプーシキン祭
プーシキンとロシアと亡命
『ルベーシュ』誌の来日ロシア人関係記事
『ルベーシュ』について
記事の分類
日本在住ロシア人
ロシア人
音 楽
組織・催し物
学 校
生 活
バレエ
その他
日本ハリストス正教会
タタール人
日本訪問ロシア人
バレリーナ
音楽家
スポーツ選手
その他
女優スラーヴィナ母娘の旅路
名門の家系
流転の始まり
スラーヴィナ劇団
日本映画とともに
関東大震災
姉と妹
日本在住亡命露人協会
別 離
ぼくのロシア
大阪外語のロシア人教師
ニコライ・ネフスキイ
来日と結婚
帰国と死
大阪外語のネフスキイ
オレスト・プレトネル
三度の来日
大阪外語のプレトネル
生涯無国籍
アンドレイ・ロマーエフ
歴史の波に翻弄された運命
神戸露国避難民協会
大阪外語のロマーエフ
漁業家リューリ一族
リューリ商会
エラの生涯
エラの回想記
エラによる写真の説明
「来日ロシア人(1917−1945年)」書誌 図書編
凡 例
来日ロシア人の著作
日本語
英 語
ドイツ語
エスペラント語
アラビア語
来日ロシア人に関する著作
日本語
英 語
「日本で出たロシア語刊行物」書誌
凡 例
所蔵先略称一覧
図 書
雑 誌
新 聞
あとがき
初出一覧
主要参考文献
写真・図版の出典
人名索引
著者紹介
沢田和彦(さわだ・かずひこ)
1953年大阪府生まれ。 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。 現在、埼玉大学教授。 編著に
『異郷に生きる――来日ロシア人の足跡』
、共著に
『異郷に生きるII――来日ロシア人の足跡』
、
『遥かなり、わが故郷――異郷に生きるIII』
(いずれも成文社)など。
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