はじめに
第一章 グローバル時代のマルクス主義
前史
マルクス主義の再来?
労働者、労働者階級
社会主義と資本主義
第二章 マルクス主義
第三章 マルクスとエンゲルス
第四章 二〇世紀マルクス主義
はじめに
第二次大戦前
戦後現代
『競争論』
真の社会主義
まとめ
第五章 オーストロ・マルクシズム
序
一九世紀
二〇世紀ハプスブルク時代
第一次大戦後
結語
文献
第六章 民主主義的中央集権制度
序
民主集中制とは
問題の発生
諸経過
補論
矛盾の拡大
結論
実現可能性
あとがき
倉田 稔(くらた・みのる)
小樽商科大学講師・名誉教授
経済学博士(慶応大学)
倉田稔の本書と関連ある書物
著書:『金融資本論の成立』青木書店 1975年、『若きヒルファディング』丘書房 1984年、『べーベルと婦人論』成文社 1989年、『現代世界思想史序説 上』丘書房 1996年、『マルクス『資本論』ドイツ語初版』成文社 1997年、『大塚金之助論』成文社 1998年、『グローバル資本主義の物語』NHK出版 2000年、2004年デジタル化、『ハプスブルク・オーストリア・ウィーン』成文社 2001年、『小林多喜二伝』論創社 2003年、Rudolf Hilferding und Das Finanzkapital, Wien 2009.,『経済学講座』社会科学研究会 2010年、『ルードルフ・ヒルファディング研究』成文社 2011年
編訳書:『R・ヒルファディング ナチス経済の構造分析』新評論 1992年
共編訳書:『R・ヒルファディング 現代資本主義論』新評論 1983年
翻訳書:A・シュタイン『ヒルファディング伝』成文社 1988年、O・バウアー『帝国主義と民族問題』成文社 1993年
共訳書:O・バウアー『民族問題と社会民主主義』お茶の水書房 2001年